彼女と一緒に、この日再開通した磐梯吾妻スカイラインに行ってきました。磐梯吾妻スカイラインは福島市内の高湯温泉から吾妻連峰をめぐって土湯峠へと向かう観光有料道路で、秋の紅葉は特にすばらしく人気があり、僕も 2003 年秋から毎年紅葉を見に行っています。
磐梯吾妻スカイラインは東北地方の高山にあるため、入場できるのは積雪の少ない 4 月上旬~11 月中旬までです。そのうち、紅葉が見ごになるのは、10 月上旬~中旬ごろです。紅葉のシーズン以外は何を見に行けばいいのか、長い間よく知りませんでした。しかし去年、花見山公園にあった観光案内所で、4 月の磐梯吾妻スカイラインを登ると雪の回廊が見れることを知りました。今回再開通初日に磐梯吾妻スカイラインに行ったのは、それを見に行くためでした。
高湯温泉側のゲートをくぐって、さっそく登り始めました。秋はあたり一面に紅葉した木々が広がっているのですが、この時期はまだ枯れ木だらけです。おかげで登山中は福島市街がよく見えました。雪の積もった山肌が日光を照り返す様もまた美しいのですが、観光案内所で見かけたような雪の回廊はついに現れないまま、山頂付近の浄土平駐車場に到着してしまいました。
駐車場に設置されているビジターセンターをのぞいてみると、この前日に撮影された雪の回廊の写真が展示されていました。たった一日で溶けてなくなってしまっただなんて、地球温暖化は本当に深刻なのね…と思っていたら、どうやら雪の回廊は僕らが昇ってきた高湯温泉側とは逆の、土湯温泉側にあることがわかりました。いやあ、危うく引き返してしまうところでした。
そういうわけで、登りと反対側に下り始めました。浄土平を出てしばらく走ると、ようやく雪の回廊に到着しました。今年は例年よりだいぶ雪の壁が低いそうですが、それでもとっても迫力がありました 😉 。次は夏の夜に星を眺めに来ようと思います。こうやって気軽に見に来れるのは、福島にいる間だけですので 😉 。
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