夜中に彼女がインクの詰め替えを始めました。彼女が買ったプリンタは、ブラザーの複合機で最上位機種の MyMio MFC-880 に、子機が 1 台付いた MFC-880CDN というモデル。いろいろな製品を比較検討した上で、kakaku.com での評判も最高でしたので、今年の 4 月に購入しました。
この複合機は本当に素晴らしい製品です。さすがにプリント品質では Canon・EPSON 対決に割って入る力はありませんが、最近ではコンビニなどでデジカメプリントのサービスなどもありますので、家庭用の機種で写真品質の出力ができる必要なんてないかもしれません。
また、スキャナが CIS 方式で若干もたつくのも欠点ですが、ADF(オート・ドキュメント・フィーダ)を搭載していて、スキャン予定の書類を本体に積んでおくこともできるので、MyMio に分があるケースも多いと思います。それ以外は本当に穴のない設計です。残る心配は耐久性ぐらいかな。
最近のプリンタ業界のトレンドは、本体の機種をできるだけ安く売って、純正のインクやその他の部品で利益を回収するという価格設定を行うことのようです。MyMio も多分にもれずそのような価格設定なのか、インクタンクの価格は Canon・EPSON 両陣営とほぼ互角です。
そこで詰め替えインクや互換インクの出番となるわけですが、僕の Canon 製 PM960 などの場合、使用している BCI-7e というタイプのインクには IC チップが搭載されています。この IC チップのおかげで詰め替えるとインク残量が検知できなくなったり、互換インクの製造が難しくなったりしています(最近、互換インクが出てきたようですが)。
MyMio には、そういう機能がないので、割と詰め替えはスムーズにできるようです。今回の写真は、詰め替えの様子を収めたものです。案外簡単、というか、詰め替え機の出来の良さにびっくり。ちなみに、詰め替えは 2~3 度が限度のようで、その後は新しいカートリッジに取り換えろ、との事。純正メーカーが詰め替えインクを出さない理由は、やはり耐久性の問題なのですね。
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