昨晩、久しぶりにモアレ・サクソフォン・アンサンブルの練習会場にお邪魔しました。僕は去年と今年は参加していないのですが、皆さんお変わりなくお元気なようでなによりでした。そこでゲスト出演している啼鵬さんに呼び止められ、僕の音楽活動について話を聞いていただいたのですが、
「工藤くん、調子はどうなの。」
「はあ、まあまあやってます。いつも仕事が本当に終わるのかどうかと心配しつづけているんですが…」
「ははぁ。」
僕のようなフリーの作曲家は、固定の月給をもらえるわけではなく、一曲いくらで作品を買い取ってもらうことになります。来月も再来月も必ずしも仕事があるとは限らないわけですから、どうしても多めに仕事を取ってしまいます。啼鵬さんにもそういう面があるようで、仕事を多めにとってしまい、現在回っている葉加瀬太郎さんのツアー中もずっと楽屋で作曲をつづけてらっしゃるそうです。
「いやあ貧乏性だからついつい仕事をとっちゃうんだよね。だからわかるよその気持ち。」
なんておっしゃっていただいたのですが…。いや、僕は貧乏性なんかじゃなくて、実際に貧乏なんです
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