「生きていれば、幸せなこともあるし、不幸なこともあります。僕はそういうこと一切をひっくるめて、幸せだと思っているんです。」
「君のそういう態度が、君を不幸にしている。君は時には自分から不幸を選択しているのだ。それはある意味幸せなことかもしれないが、私のところに来れば君はもっと幸せになれる。」
年長の知り合いとそんなやり取りをして悩んでいるのだ、と僕の後輩が電話をかけてきました。夜中の 22:00 頃のことでしたが、僕は車で移動中だったので、ハンズフリーでお話していました。僕の声が聞き取りづらかったんじゃないかな、ごめんなさい。
「選択するということは、選ばなかった他の無限の選択肢を捨てるということと、なんら変わりがない。」
大学時代の恩師は、僕にこう教えて下さいました。この話は幸せにだって適用できます。ある幸せを選べば、他の無限の幸せを諦めなければなりません。結局いつだって、どういう選択をしたって、幸せと不幸は表裏一体です。
だから僕は、個人の自由な意思で選びとった幸せこそが本物だと信じるし、僕もまた自分自身の意思で、諦めなければならない不幸をどれにするか、決定して生きていきたいと思っています。
車で向かっていた先は待ち合わせ場所でした。お相手は輝響の D-5 さん。僕に結婚式の招待状を手渡ししてくれました。
「二次会には出られる?」
「七次会くらいまでだったら行けるよ」
「おいおい(笑)」
皆こうやって、幸せを選んでいくのでしょう。いつまでもお幸せに。
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