この日の毎日新聞のくらしナビに書いてありました。財団法人デジタルコンテンツ協会の行った実験で、DVD-R が劣化して、読み込み時のエラー回数が許容限界を超えるまでに、どのくらいの時間がかかるのかを推定したものだそうです。
それによると、室温 30 度、湿度 80% という、DVD-R にとっては少々つらい部屋に保管された DVD が、約 9 年で寿命を迎えるということです。従来から「大体 10 年だろう」と言われていたので、こちらはそれなりに納得できます。
ところが、海外(おもに台湾)製の DVD-R の場合、書き込み直後から寿命を迎えてしまっているものがあったそうです。貧乏な僕が使用しているものは、もちろん台湾製の格安 DVD-R。おそらくいきなり寿命のコースじゃないでしょうか(笑)。ちょっと心配になったので、DVD-R のデータをいったん HDD にひきあげることにしました。
そうしたら、ずっと DVD-R に格納され続けていた古い写真がだいぶ出てきました。一番古い写真なんて 1996 年の写真でした。若かったころの写真をみて、どうしてこのころもっとうまくやれていなかったのだろうと、後悔することしきりでした。
不思議と、お付き合いのあった昔の彼女の写真がほとんど出てきませんでした。どこか別な場所に格納して、そのままバックアップを取り忘れてしまったのでしょうか。いろんな写真を撮ったはずなんですが、思い出は思い出のままにしておけ、ということでしょうか。いつ消しちゃったのかな…。
高校時代のことを思い出して、ちょっぴり甘酸っぱい気持ちを思い出したのでした。今頃皆さんどうなさってらっしゃるのでしょうね、残念ながらさっぱり音信不通です。
- PI/PO エラー
- PI は Parity Inner、PO は Parity Outer の略。DVD は読み込みに失敗しても、周囲に修復用のデータが保管されており、多少のエラーならデータを復元できる。PI/PO エラーは復元できたエラー。
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