新しい編曲がはじまりました。今度は最近の編曲の中では最も軽い曲です。こういう曲は編曲に遊びができるので楽しくも苦しくもありますが、つらくはありません。やっぱり辛いのは有名クラシック曲の編成を変更するとか、メドレーを作るとかでしょうか。
以前、啼鵬さんと編成についてお話したことがありました。楽譜を注文される方というのは、割と気軽に「1 パート減らして」とか「1 パート増やして」とかいう注文をしてきますが、これは難しいんです。特に多いのが「八重奏の曲を 6 人でできるようにしてほしい」というような、パートをカットする注文。
ギターやピアノなどの複音楽器(一度にたくさん音が出る楽器)がたくさんいるポップス(あんまりないけど)だったらカットは簡単ですが、単音楽器ばかりのクラシックのアンサンブルから人数を減らすのは本当に大変、というか、編曲を 1 からやり直す作業になります。時間も費用もかかる上に、たいてい仕上がりも悪くなります。逆に増やす場合は、減らす場合ほど難しくないのですが、仕上がりが良くなるかどうかは曲によります。
アンサンブル・コンテストで金管十重奏の曲を無理やり 8 人で演奏している団体をよく見かけます。8 人用カット済み譜面が出回っているのか、出来の良い編曲も多いのですが、だからと言ってあなたのやりたい楽譜もあのようにうまくいくとは限りませんよ 😎 。
ちょっとした怒り
皆さん MS-IME 2007 をご使用ではありませんか?「楽器」と入力したくて「がっき」を変換すると、「学期」になる場合がありますよね。あなやと思って「がっき」と入力し直して変換キーを二回押すと、今度は「楽器」→「学期」となりますよね。
この順位の入れ替えって、誤変換を検知して自動的にやっているのでしょうけれど、こんなおせっかい機能不要じゃないでしょうか。カットしたいのですが、どの設定項目がこの機能を管理しているのかさっぱりわかりません、ぷんぷん 👿 。
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