仕事帰りに、結構な大きさの昆虫を見かけました。それを収めたのが右の写真です。僕は最初キリギリスかなと思ったのですが、彼女に見せたら「こいつはスイッチョンだよ」と。いつも声だけ聴いているアイツか!はじめてみかけました。
それにしてもキリギリスに似ているなと思ったら、スイッチョンの分類はキリギリス科ウマオイ属なのだそうです。近縁の昆虫なのですね。キリギリスはおなかが褐色になっているのに対して、ウマオイは頭の上の部分が褐色になっています。
…とここまでわかって、はて。僕が写真を撮ったこの昆虫、頭の上も緑色です。ウマオイはみな、頭の上部が褐色になっているようですから、ウマオイとも違うようですね。じゃあこいつはいったい何だろう?キリギリス科には違いないだろうけれど…。
いろいろ調べた結果、これはクツワムシだということがわかりました。見分けるポイントは前脚。同科の昆虫は肉食虫が多く、獲物を捕獲するために前脚にとげが大きく発達しているのですが、クツワムシは同科では珍しい草食なので、とげがないんだそうです。
このクツワムシはとても環境破壊に弱い昆虫だそうで、ここは信夫山のふもとだから生息しているのでしょうね。自然があるってすばらしい。
※ この日、WordPress を 2.6.2 にアップグレードしました。
コメントを残す