
困った注文なのですが、だからこそ案外多いのが「普通でない編成」の編曲。今回は Fl 2 本、Tp 2 本、Sax 2 本、パーカッション 2 人という編成でした。まともに立ち向かおうとすると路頭に迷うので、以下のような手順で編曲しました。
- まず、Bb クラリネット四重奏に編曲する
- それを管楽器六重奏に編曲する
- 最後にパーカッションを足す
常識と言えば常識なんですが、まずは四声に曲を分解して、そこからまた組み立てなおしたということです。普通でない編成の場合はたいていこうしています。編成にとってはベストな編曲方法ではないかもしれませんが、いったんクラリネット四重奏に編曲してしまえば、あとはあらゆる編成に編曲できます。
プロダクティビティとクオリティの両立を図るには、ベストな方法だと思います。
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