ようやくボイスカットの仕事もひと段落つき、購入以来しばらく放置してしまっていた Kontakt 3 をインストールすることにしました。
Kontakt 3 というのは、サンプラーの一種です。ここでいうサンプラーというのは、あらかじめ楽器ごとに「弱いド」、「中くらいのド」、「強いド」といったように録音しておいた音を、演奏データに合わせて再生してゆくシンセサイザーの一種です。綴りが “Contact” でないのは、ドイツ製だからです。
Kontakt 3 にはおまけで楽器のデータがついてきます。先ほどサンプラーの説明をしましたが、つまり各楽器の様々な音程と、さまざまな強弱を録音したデータ(これをサンプルと呼びます)がついてくるわけです。楽器には無数の奏法・音階・強弱があり、それを細かく録音しわけているわけですから、当然サンプルのデータ量は膨大になります。今回おまけで付いてきたサンプルも、合計 33 GB、DVD 6 枚組みになります。
弦楽器を除いて、すでに楽器ごとに傑作と目されるシンセサイザーを所有しているので、Kontakt 3 についてきた楽器データにはそれほど期待はしていなかったですし、残念ながらネットでの評価もあまり高くありません。それでも一応、一通りサンプルを聴いてみようと思い、フルインストールしてみることにしました。
がしかし、一向にインストールが進みません。僕の DVD ドライブは 16 倍速なのですが、それは連続した 1 つのファイルの場合にだけ発揮される早さなのでしょうか、1 枚目の DVD の読み込みが終わるのに軽く 2 時間ほどかかりました。DVD ドライブの寿命もあるのかもしれませんが、結局インストールが終了したのは、日付がかわってからでした。おかげでこの日はほとんど仕事になりませんでした 😉 。
コメントを残す