遊覧船を降りてふらふらと歩くと、「観瀾亭・松島博物館」というところがあったので、ふらっと入るといきなり抹茶とお茶受けを勧められました。朝食をいただいたばかりでおなかはいっぱいだったのですが、そういえばこのことは観光案内にも載っていたなと思いだし、いただくことにしました。
僕は始めて入るお店では、なるべく「おすすめ」と書かれているものか、それがなければ最も中心的なメニュー(主力商品のページの左上とか中央に一番大きく載っているような)をいただくようにしているのですが、今回おすすめされてしまったのが「ずんだもち」。
困ったことに僕はずんだが苦手なので、他の物を注文しようかとも思いました。しかしこんなところで工藤慎介注文規則を曲げるわけにはいかないというヘンな規律意識が働いて、結局ずんだを注文しました。すると受付の方が「ずんだの大盛りもありますよ」と。しかもそっちにも「おすすめ」と書かれていました。が、こればっかりは絶対注文しません 😉 。
松島博物館も楽しくみてこれました。「どんぐりころころ」の成立の話も興味深く読んできました。戦国時代の戦争の最中に、戦況の推移と作戦の指示を遠方の砦を守る部下に対して伊達政宗自身が書いた書状が展示されていました。大急ぎで書いているのか字がめちゃめちゃだったのですが、これも印象的でした。
個人的に、「戦国武将に学ぶ経営のノウハウ」みたいな論はあまり好きではありませんが、直筆の手紙をじゃんじゃん送るというのは、遠方の部下に対する当時可能だった最大のケアだったのではないかと思います。やっぱり人間同士のお付き合いですから、きちんとしたケアは大切ですよね。織田信長も案外筆まめな人間だったと聞きますし。しかし、こういう話を聞いたからって、現代社会で遠方の部下に直筆の手紙を送ったって駄目ですからね 😉 。
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