松島旅行では、どこでお昼を食べるか決めるのも頭の痛い問題でした。とにかく候補がたくさんありすぎます。しかし、滅多に来られるわけではないのだから、少々値が張ってもおいしいものを食べたい!ということで、観光案内に載っていた「寿し処 まぐろ茶屋」というお店の「桶ちらしセット(3,150 円)」をいただくことにしました。

日曜の 13:00 頃に行きましたが、お店の外には 15 人ぐらいのお客さんが並んでいました。名簿に名前を書いて、僕らは 4 組目の待ち客になりました。お店にはいれたのは 13:20 頃で、セットの小鉢が出てきたのが 13:25 頃。桶ちらしの登場は、それからさらに 30 分ほど待たなければなりませんでした。

それが退屈だったかというと、そんなことは全然ありませんでした。僕らはカウンター席に座ったので、目の前で職人さん 4 人(一人は厨房奥で見えませんでしたが)が全力でメニューを捌き続けている様をずっと観察し続けることができました。とにかく客が多いので、想定外に寿司の具材が消費されてしまうらしく、華麗な包丁さばきをずっと観察することができました 😉 。

自分の分が出てくるまでに、桶ちらしが 7 個作られて、その様子をずっと見ていました。具材箱に入っているとあるエビが、何度も拾い上げられて桶に乗せられず、また箱に戻されていることに気付きました。ついでに工程も覚えてしまって、そのうち彼女に「次はキュウリだよ、ほら!」なんて言っていたら「お兄ちゃん実況かい?生意気だね(笑)」と言われて赤っ恥 😳 。

口をきいていただいたついでに、先ほどの拾っては戻されるエビのことを伺いました。「ああ、これ?ちょっと大きすぎるんだよ、桶に入らないね。そうだ、お兄ちゃんのになんとか入れてやるよ」と。おお、僕だけ規格外な大きさのエビが乗ることになりました、やった 😉 !

お味について。もう何か言う必要なんてあるのでしょうか。海の近くで魚介類をいただくのは幸せです。セットでついてきたおみそ汁は、たら汁でした。これがまたボリュームたっぷりな上にとんでもなくおいしかったです 😉 。
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