100 年に一度といわれる経済危機の中で迎えたゴールデン・ウィークのため、経費を削減するためになるべく操業日を減らそうと、16 連休にしてしまっている企業も多いと聞きます。僕の音楽の仕事も不況の影響を受けて、定期的に入っていた大型の仕事は減りつつあります。それに比べると家庭教師の仕事は非常に安定しています。
家庭教師が一日の仕事を始めるのは、16:30~18:30 にかけてとなることが多いです。学生は昼間は学校に行っていますから、当然この時間になります。そのため、移動が退勤時間のラッシュにぶつかってしまうことが多いのです。自宅から家庭、そして家庭からまた別の家庭までの移動距離は 5~10 km 程度ですが、この時間帯は 1 km あたり 2~4 分ほどみなければなりません。
この前日の木曜日も、7~8 km 離れた家庭まで指導に行く日になっていました。そんなに渋滞するわけではないのですが、普段は 25~30 分ほどで到着する場所です。ところがその日はたったの 10 分で到着しました。あの大量の車はほとんど通勤の車だったのか、とか、本当に不況なんだな、とか、いろいろなことを考えながら走行しました。
この日は福島市街の南部から伊達市の保原町まで 17 km 近い移動を挟む日でした。保原町までは普段、僕の自宅から 15 km 走って 40~50 分かかります。この日はそれよりさらに移動しなければならず、そのうえ悪名高い渋滞スポットを 2 箇所も通らねばならないため、移動に 1 時間用意するという日程を作ったのが、ゴールデンウィーク前の話。昨日と同じく、この日も道路はガラガラ、保原までは 20 分ほどで到着しました。
マイカー通勤の自粛キャンペーンがたまに行われますが、本当にものすごい量の車が通勤で使われているのだと実感しているここ数日の僕でした。しかし、家庭教師はマイカー以外での移動はむずかしそうです。バスじゃ間に合わないし、タクシー代を出してくれる家庭もないでしょうしね。
ところで…写真はないのですが、この日保原に向かう県道上で、アスファルトが燃えていました。みんなで避けて運転していましたが、あれはいったい何だったのでしょうか…。
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