FinePix F200EXR を購入して、2 週間以上が経ちました。この間、MALTA さんのライブを観にいったり、名古屋旅行にいったりして、大活躍だった F200EXR ですが、やはり電池の持ちは心配です。
このカメラをいろいろと使ってみて、やはり普段は EXR モードで撮影する写真が、多少のノイズは気になるものの、一番美しく撮れるということがわかりました。しかし、EXR でのオートは常にフォーカスを合わせる作業が進行し続けるため、電池の消耗は激しいようです。今回の名古屋旅行では、250 枚ほど撮影したところで電池残量が 1 目盛減りました。このカメラで 1 目盛減るということは、説明書によれば電池の残量が半分以下に落ち込んだということを表しているそうです。おそらく僕の使用方法では 500 枚程度が限度ということでしょう。
しかし、EXR にはオート以外にも 3 つのモードが備わっています。それぞれ高解像度優先、高感度低ノイズ優先、ダイナミックレンジ優先というモードです。EXR オートに設定しておくと、この 3 つのうちどの機能を使うべきか、常に検討し続けることになり、それが激しく電池を消費するようです。水族館でペンギンのベストショットを収めたい時などは、ダイナミックレンジ優先モードのまま固定でもかまわないはずです。そういうときに EXR オートを使わないようにすれば、もう少し電池の持ちは良くなるかもしれません。どうか予備電池の購入が不要になりますように。
それにしても F200EXR はすばらしいカメラです。安いだけあって、実質的な画面の解像度や、画面全体の臨場感は大したことはありません。しかし、とにかくダイナミックレンジの広さ(白トビに対する耐性)と暗所でのノイズの少なさは、他製品(下手をすると高級一眼レフでさえも)の追随を許さないレベルにあると思います。晴れた日に建物を撮影するようなケースでは、かなり良い写真が撮れるでしょう。もう少し使いこんだら、F200EXR を称えるエントリーを作ってみたいと思います。
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